諏訪さまと初めてお会いしたのは、完成見学会でした。「新しい家をいつか建てられたら…」という、奥さまの静かな夢から始まった物語でした。

ご主人やご両親へと少しずつ気持ちを伝え、4年半の時間をかけてゆっくりと夢に形が宿っていったこと、その歩みをそばで見守れたことが、私たちにとっても大切な思い出です。

初めて土地を拝見した日、目の前に広がる川と空の景色に、一瞬で心を奪われました。「ここに、諏訪さまご家族の家が建つ」…そう思うだけで胸が高鳴り、その時すでに、どんな暮らしができるのかイメージが膨らんでいったのを覚えています。

37坪の総二階建ての住まいは、5人家族がのびのびと暮らせるよう、24帖の開放的なLDKと吹抜けを中心に、光と風がやさしく巡る間取りに。リビング上の吹抜けからは空が広がり、2階ホールから眺める景色はまさに特等席です。

階段下にはお子さんたちのお気に入りになりそうなヌックスペースを、LDKの一角にはママがそっと見守れるスタディーコーナーを設け、家族の距離が自然と近くなる空気感を大切にしました。

外と内をゆるやかにつなぐのは、8帖の正方形ウッドデッキ。川の流れを感じながらハンモックで揺れる時間は、まさに“日常がリゾート”になるひとときです。

家事と子育てが少しでも楽になるようランドリールームを確保し、自然素材の内装と24時間換気で年中カラッと乾く快適さも備えています。

LDKの中心にはアイランドキッチンを据え、造作カウンターやカップボードと並ぶ姿がとても愛らしく、奥さまの「大好き」を散りばめたタイルや照明が、家じゅうにやわらかな雰囲気を添えています。

真っ白な漆喰の外観や、家事動線と収納をとことん考え抜いた設計、造作収納の充実度合など、暮らしやすさとかわいさをどちらも大切にした住まいが完成しました。

諏訪さまとだからつくり上げることができた、唯一無二の特別なお家。この家でお子さんたちがのびのびと育ち、ご家族の笑顔が積み重なっていくことを心より願っています。